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OSAKA JPEST. 2020
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Case Study2.5DGEEK

流れるニュースから、残るアーカイブへ

課題
2.5DGEEKには同じ作品や同じ俳優を取り上げた記事が何十本もありました。それでも記事は新着順に並ぶだけで、読者が作品や俳優から過去の記事をたどる手段がありませんでした。記事を積み上げても、積み上がった形になっていないことが課題でした。
解決
作品と人物をデータとして持ち、記事とつなぎました。作品ページと人物ページを入口に、記事から記事へ、検索から記事へと読み進められる形にしています。記事を作り直さず、いまある記事のまま後からつないでいます。
流れるニュースから、残るアーカイブへ

ニュースは出したときがいちばん読まれ、そこから読まれなくなっていきます。新着順に並ぶメディアでは、少し前の記事は検索でたまたま見つかったときにしか読まれません。

2.5DGEEKが目指したのは、記事が増えるほど作品や俳優について調べに来る場所として厚くなっていくメディアです。新しい情報を届けるだけのメディアから、情報が積み上がるメディアへ進めることにしました。

Background

同じ作品の記事が何十本あっても、つながっていなかった。

2.5DGEEKは、弊社が2023年10月から運営している2.5次元舞台・俳優のメディアです。ニュースや取材、ゲネプロのレポートを重ね記事は880本を超えました。

同じ作品の公演が重なれば、その作品の記事も増えます。同じ俳優が出演を重ねれば、その人の記事も増えます。ただ、読者が「この作品の記事をもっと読みたい」と思ってもたどる方法がありませんでした。

2.5DGEEK のトップページ。取材や作品の記事がカードで並んでいる

Concept

ニュースサイトから、作品を起点にたどれるアーカイブへ。

  • 2.5DGEEKを、作品を起点に情報がつながるメディアへ変えることにしました。その最初の段として作品と人物をデータとして持ち、記事とつなぎました
  • 読者が新しい記事を読みに来るだけでなく、作品や俳優について調べに来られる場所にするためです
  • 作品ページと人物ページは記事が集まる場所です。公演の日程やチケットのようにすぐ古くなる情報は持たず、紹介文も変わらない事実だけにしています
  • そのため記事が増えるほど、作品ページと人物ページは厚くなっていきます。古くなるのではなく育っていくページです

新着一覧

2.5DGEEK のトップページの新着記事。いろいろな作品の記事が公開日の新しい順に並んでいる
新着一覧では、記事は公開から日がたつほど下へ流れていきます。

作品ページ

ミュージカル作品の作品ページ。出演者の名前の下に、この作品を扱った記事が新しい順に並んでいる
作品ページには、その作品を扱った記事が何年分でも1か所に並びます。

Design

読み終えた記事の先に次の記事がある。

  • 記事の本文のあとに「この記事で扱う作品」「この記事で扱う人物」として名前を並べました。名前から作品ページや人物ページへ進めます
  • 作品ページには、その作品を扱った記事が新しい順にすべて並びます。人物ページにその人を扱った記事が並び、写真がある人は現場で撮った写真も並びます
  • 作品ページから出演者へ人物ページから出演作品へも移れます。載せているのは確かめられた出演だけです
  • サイト内で検索したときも作品名や人物名に当てはまれば、記事より先に作品・人物のページが出ます
記事の本文のあとに「この記事で扱う作品」「この記事で扱う人物」の見出しがあり、作品名と出演者の名前がボタンのように並んでいる
読者の動きの図。読み終えた記事の名前から、または検索から、作品ページ・人物ページに入る。作品ページと人物ページは出演者と出演作品で行き来でき、どちらからも同じ作品・同じ人の別の記事へ進める
入口が新着一覧だけでなくなり、作品や人物とつないだ記事からは、同じ作品・同じ人の記事へ進めます。

Design

作品名で探す人にも、入口を用意した。

  • 作品名や俳優の名前で検索する人に向けて、作品ごと・人物ごとのページを一つずつ用意しました。ページの説明文には紹介文と記事の本数が入ります
  • どの記事がどの作品を扱い誰の名前が出てくるのかを、検索エンジンにも読み取れる形で記事とページの両方に書いています
  • 作品ページと人物ページはサイトマップにも載せ、記事と同じように検索エンジンに見つけてもらえるようにしました
ミュージカル作品の作品ページの上部。作品名と区分の下に、確認できた出演者の名前が並んでいる

Operation

書く人の手間を増やさずに続けられる形にした。

  • 過去の記事に作品と人物を付ける作業は1本ずつ人が読む方式では追いつきません。そこでAIに判定させ、人はAIが自信を持てなかったものだけを確かめる形にしました
  • ライターには記事ごとに入力を増やすのは負担だと聞いていました。新しい記事は毎回入力してもらうのではなく、週に1回まとめて付ける運用にしました

アーカイブの規模

308

作品ページ

作品ごとに記事が集まる

2,160

人物ページ

記事と写真が集まる

828本

作品・人物とつないだ記事

過去の記事も含めて

Next

つないだ先がどう使われるかを見ていく。

  • 記事の中の名前や、作品・人物ページに並ぶ記事がどれだけクリックされているかを測っています
2.5DGEEK の事例を見る→

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